みずむし│川端皮膚科クリニック(東京・調布市・仙川)

◯みずむしとは
みずむしは、白癬菌という真菌(カビ)によって引き起こされる皮膚感染症の一種で、水虫や白癬とも呼ばれます。
この病気は主に足の指の間や足の裏に発生し、かゆみ、赤み、皮膚の剥がれやひび割れを引き起こすことが多いです。

●皮膚科での治療方法
・局所抗真菌薬
クリーム、スプレー、パウダーなどの形で塗布します。有効成分にはクロトリマゾール、テルビナフィン、ミコナゾールなどが含まれます。

・経口抗真菌薬
症状が重い場合や局所治療だけでは改善が見られない場合に、イトラコナゾールやテルビナフィンの錠剤が処方されることがあります。

・清潔と乾燥の保持
感染部位を清潔に保ち、常に乾燥させることが重要です。患部は水分や湿度を避け、通気性の良い靴や靴下を選ぶことが推奨されます。

・生活習慣の改善
公共の場所(プールやジムのシャワー室など)で裸足になることを避け、感染のリスクを減らすためにサンダルを使用することが勧められます。

通常、これらの治療を適切に行うことで、みずむしは数週間から数ヶ月で治癒しますが、感染が再発することもあります。
そのため、指示された治療を完全に終え、予防策を続けることが大切です。